皆様、こんにちは!
RENSEY金澤本店の澤田です!
今日また雪が降りましたね~。
しかも結構ガチのやつ。
もう3月も後半に差し掛かっているというのに。
あの温暖な、心地の良く、何かに挑戦したくなる、前向きな気持ちになれる春はどこに行ったのでしょうか。
知っておられる方がいらっしゃいましたら教えてくださいませm(__)m
さてさて、先週の超特大造作TVボードに続きまして
今週も拘り満載の納品事例をご紹介致します!
早速1枚お見せしましょう!
どぞ!
ん~~~、めっちゃ素敵!!
手前のリビングスペースの
・ソファ
・テレビ台
・リビングテーブル
さらにはその奥に見える
・デスク
・吊戸棚
この空間をトータルでコーディネートさせて頂きました!
玉家建設様でご新築されたK様
床材と同じ種類のオーク材ですべての家具を合わせているので、
統一感がハンパない!
見ていて心地が良い。
何時間でも見ていられる。
そんな空間でした。
中でも一番の拘りが
こちら、造作TVボードです!
またもや造作TVボードですね~。
ミヤモト家具の得意中の得意分野。
特に今回はK様の想いが詰まった
完全オリジナル特注TVボード!
はっきり言って、
私はお打合せを繰り返してこういったお客様の漠然とした想いを形にする特注家具のご依頼が大好きです。
職人ともどうやったら実現できるかをトコトン話し合う。
こうやったら楽だし、作りやすいかもしれない。
でも、この方がお客様の想いや理想に近づけられるよね。
じゃあ、これでやりましょう!!
そんな会話を幾度となく繰り返して実現する特注家具
今回は大きなスピーカーとレコードプレーヤーをテレビ台に収納したいというお考えからこの製品が出来上がりました。
最初にK様とお話した時は、正直「そんな大きなスピーカーをテレビ台の中に収納できるのかな…。」と内心思っていました。
一般的にはそういったデザインの製品が無いですし、やったこともなかったので。
なので、やんわりと外に配置する提案をしておりました。
しかし、お客様のお考えや拘りを聞いていくうちに
「なんとか実現させたい!」という気持ちに切り替わりました。
そうして出来上がったのがこのTVボードです。
両サイドにスピーカーを、中央の下段にアンプとHDDを。
そして中央の上段にはレコードプレーヤー。
レコードプレーヤーは蓋を上に開けてレコードを出し入れするので、前に出す必要があります。
ですので、このような仕様にしております。
この限られたスペースにすべての機器を納めるために、ギリギリの寸法で攻めて設計しています。
さらにはデザイン面では
スピーカーを納めるためどうしても高さが出てしまう。
そんな課題を解消して、少しでもスッキリとシャープな印象にするために
両端の天板を、羽根を広げたようなデザインにして、向かって左側を壁に食い込んでいるような形にしました。
これがあるかないかで印象はガラッと変わっていたと思います。
もっと重厚感が際立ったのではないかと。
さらに最後の最後でお客様から
「天板をテーパーカットしてほしい」とのご要望。
これも大正解でした!
このテーパーも相まって、とてもシャープな拘りあるデザインになりました!
さらにさらに
向かって右側にはアイアンの柱があります。
これも私からは本体と同じオーク材の壁を立てるご提案をしておりましたが、お客様から
「アイアンにできない?」と一言。
元々家の中にあまり黒色が入らないイメージだったので、アイアンは想定外でした。
しかし、その横に来るのは黒いスピーカーですし、右隣りには黒い薪ストーブがあります。
たしかにアイアンの方が目立ちにくい。
脱帽です。
まだまだ力不足を痛感しました。
こうして渾身の、K様だけの造作TVボードが出来上がりました!
ここで改めて僕らの仕事は、ただ知識や技術を持って一般常識やセオリー通りご提案することではなく
お客様の暮らしや好み、拘り、想いに合わせて一緒に作り上げていくこと
だと再認識しました。
他にも
たくさんお持ちのレコードやCDを納める壁面シェルフ
その下には同じようにオーク無垢材で製作したデスク
すべての家具に拘りが詰まった空間になりました。
K様、素敵な納品に立ち会わせて頂き誠にありがとうございました!
このようにもし暮らしの中で実現したいことやお悩みなどがございましたら
我々の家具や製品たち、もしくは頼りになる仲間の皆で解消し、実現致します。
ぜひともお気軽にご相談下さい!
それでは本日もこの辺で失礼致します。
澤田
金沢市の家具屋 RENSEY金澤本店