RENSEY BLOG

歴史を繋げる椅子

2021.12.19

金津史佳
歴史を繋げる椅子

みなさま、こんばんは。

RENSEY金澤本店の金津です。

 

。。雪!

 

もうこの時期当たり前のような顔して

雪が降りつづけていますね。。

道路つるつる

みなさんお気をつけて。。!

 

さて、さいきん

純粋に感動することがありました。

それは物事の歴史を目を輝かせて話す人。

 

師匠から教わったことを伝えていかなきゃ!と頑張る若手の職人さんのお話をよく聞きます。

前職では伝統工芸を伝える仕事に携わらせていただいたこともあり、

やっぱり職人さんに関する伝統技術のお話には心躍らされます。

 

実は、そんな伝統の技を引き継ぎつつ

今の形に継承している逸品がRENSEYにも存在するのです。

 

それがこちら!!

 

みなさんご存じとは思いますが、

『WAZA Chair』

です。

 

 

もう見た目から

ただものじゃないオーラが漂っていますよね。。!!

 

 

 

こちら、ビスを一切使わず作られているところが大きなPONT!

 

 

伝統工芸品の駿河指物による組手の技術を使用しているのです。

 

静岡伝統の技により

細部の繋ぎ目や座面の削り込みなど

強く、美しく、精巧に組み上げてつくられています。

背の格子は1本1本背中のカーブに合わせ角度を変えて加工もされていたりと、ほんとすごい!

 

 

特に山國でもない静岡はなぜか木工がさかんな地域なのです。

歴史をさかのぼること。。

 

江戸時代!

 

徳川家光公が浅間神社を造営する際に

京都や東京から優秀な技を持つ大工たちを集め

そのまま大工さんや職人さんが永住したことなどがきっかけで

木工産業が発達するきっかけになったのだそう!

 

江戸時代の超一流の職人の技が集結しWAZA chairとなって現代に!

 

一流な技術の上に

おしりをあずけさせていただけるとはなんともゴージャス。

 

 

見た目はもちろんのこと

すわりごこちがほんとにすごいんです!

まるで木の素材でできたクッションのよう。。!

 

座面は約50mmの分厚い無垢の板から削り出されていて

おしりの曲線を描く深い彫り込みが

クッションとは違う快適な座りを実現します。

(これは座った人にしか伝わらないので言葉にできません。。^^!)

 

板座の魅力がやはり

このフォルム。。

 

座るための椅子にとどまらず

癒しや、くつろぎの空間を作り出してくれます。

 

 

冬の季節のお家と暮らしに至福のひとときを

 

この椅子で体感してみてください。

 

それでは、また。

 

金津

 

 

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金沢市の家具屋  RENSEY金澤本店

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この記事を書いた人

金津 史佳

金津 史佳

RENSEY金澤本店コーディネーター

KANAZAWA
[代表の宮本が紹介します] 身長149cm!ミヤモト家具社員最小でありながらも、最大級の情熱を併せ持つ仲間のひとりです。採用面接の時は、言葉では自分の想いを表現しきれないと、弊社の仲間を数々の場面で主人公に添えた、紙芝居を用意して試験に臨み、入社を勝ち取った変わり種です(笑)。RENSEYのオープニングメンバーとして入社し、これからミヤモト家具での歩みを始める期待の新生です。石川県にお住いの皆様。金津さんを...

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